2015-03-04

☆アンケートつうしんぼ(2015年2月、各種モニター結果判明分)


<目次>
*表の中の商品・テーマをクリックすると「アンケート結果のダイジェスト版」が見られます。

実施月
種別
商品・テーマ
回答数
1
201412
WEB
459
おせち料理・迎春食材の購入総額は「2万~3万円未満」をピークに「3万~5万円未満」「1.5万~2万円未満」が続きます。世代が上がるほど購入総額も増える傾向が見られます。金額は前年と「同じぐらい」という方が約2/3で最も多かったですが、「増えた」(21.2%)は「減った」(15.4%)をやや上回っており、景気が上向いていることを感じさせます。
2
201412
WEB
195
■そうめん・ひやむぎ:好みの銘柄・産地は「三輪」「揖保乃糸」「半田」がベスト3。シニア層は「三輪」を、子育て・シルバー層は「揖保乃糸」を好む傾向。「半田」は若年層に人気が高い。■そば(乾麺):好みの種類…「信州」「出石」「戸隠」がベスト3。シニア・シルバー層は「信州」、子育て層は「出石」を好む傾向。■うどん(乾麺):好みの種類…「讃岐」と「稲庭」が双璧。子育て・シルバー層には「伊勢」も人気があります。
 購入先は「生協の宅配」と「スーパー」が拮抗しているが、そうめん・ひやむぎはファミリー・シニア層は「百貨店」で、そばは若年層はディスカウント店で、うどんは若年層でホームセンター、ドラッグストア、ディスカウント店、ネット通販の利用も見られます。
3
20151
WEB
389
お気に入りの茶葉…幅広い種類・銘柄に分散しているが、比較的多かったのは「知覧茶」「八女茶」「抹茶入り玄米茶」など。
茶葉100gあたりの購入価格…500円前後にピークがあり、年代が上がるほど購入価格帯も高くなる傾向。100gあたり300円なら73.6%の方が買う可能性があるが、500円なら43.4%、750円なら21.0%にまで減ってしまう。
この事から、100500円までの価格帯で、香りとうま味があって農薬の使用量を減らした「知覧」や「八女」などの茶葉が有効。冬場の若い世代の取り込みには、煎茶よりもほうじ茶が有効と思われます。
4
20151
WEB
49
この商品の購入理由・緑茶を選ぶさいに重視する点 購入理由①緑茶が好き(63.3%)②ユニット価格が安い(40.8%)③静岡産の茶葉だから(38.8%) 緑茶を選ぶさいに重視する点①価格(65.3%)②うま味(61.2%)③香り(49.0%)④産地(44.9%)
意見・要望:「香りがやや弱い」「味にもう少しコク、深み、苦味がほしい」
結論・仮説:ユニット価格・量目への評価は高いが、味がおとなしく「うま味」と「甘み」に欠けており、高齢者からの評価は低いです。緑茶を選ぶさいには「うま味」と「香り」が重視されることから、「うま味」を強めて印象に残る味に改善することが望ましいと思われます。
5
20151
WEB
298
(あまり)使わない理由としては、・自分で作った方がおいしい、好みの味にできる=13.8%(41件) ・家にある調味料で作るので必要でない=11.1%(33件)・添加物、化学調味料が気になる=10.4%(31件) ・味が濃い、濃そうだから=7.0%(21件) ・塩分が多い=2.0%(6件)となりました。
購入価格帯…①175-200円未満(27.5%)②150-175円未満(18.0%)③200-225円未満(10.4%)
購入するさいに重視する点…①味付け(63.9%)②調理の簡便性(48.1%)③価格(46.8%)
仮説…●塩分控えめ・薄味で●添加物の少ない●中華風のメニュー用調味料を●200円未満の売価帯で開発すれば、潜在需要を掘り起こせるかもしれません。
6
20151
WEB
39
味自体の評価はかなり高いですが、どちらの商品も塩気をもう少し弱め、量目を減らして1人前が200円におさまる設計が望ましいと思われます。野菜のカットが小さいと貧弱にみえて野菜の量が少なく見えるので、カットサイズはできるだけ大きくするのが効果的でしょう。
■人気スープは①コーンスープ②野菜スープ③コンソメ③ミネストローネ⑤クラムチャウダー⑥ポトフ⑦中華スープ⑧クリームスープ⑨オニオンスープ⑩かぼちゃスープでした。
7
20152
会場
39
モニター母数が少ない割にはそれぞれの評価結果が大きく分散することなく、いずれの商品も比較的好得点が得られたことは発売に向けて自信の持てる結果になったのではないでしょうか。全般的に青じその方がゆずよりも少し評価点数が低い結果となっていますが、好みがはっきり分かれる味でもあるためそれほど気にするレベルではないと思われます。「減塩」よりも「ノンオイル(低カロリー)」の方を気にされる方がかなり多い結果となっておりますので、デザインパッケージや商品キャッチ等を工夫する必要はあると思います。利用経験調査からも特に減塩の方は「利用したことはあるが継続利用していない」傾向が強いようですので、味に対する不信感が顕れているのではないかと推測されます。
8
20152
会場
39
今回の改良試作品(K)が薬品臭と豚臭さをスモークフレーバーを強めることで抑えるという目的は、評価結果を見る限りある程度効果が出ているのではないかと思われます。色合いや脂身が目立つという「無塩漬」特有のマイナス点を指摘される意見も出ていますので、亜硝酸添加バージョンの企画頻度との調整によってカバーしたいところです。またこれだけ長く供給継続している商品でありながら、冷凍カットタイプの商品の存在を認知されていない方が特に若い世代に多くみられますので、特に前出し訴求時などに地道な商品特徴の紹介を休むことなく継続していく必要はあると思います。
9
20152
会場
39
総合評価だけを見ると現行品Cと試作品Pに大きな差はみられませんが、個別の評価項目ごとには若干の違いが見られます。野菜・ミルクの風味、具材感では「改良」の効果が顕れていますが、飲みやすさを重視したせいか?、塩味・とろみ・コクの3つの項目では、評価が落ちる結果となりました。そのあたりが意見欄にも多く記入されている「Pは物足りない」という評価に繋がっているのかもしれません。しかし、会場での官能評価は得てして利用場面を考慮せず純粋に味覚を評価される傾向が強いことや、インスタントスープの圧倒的な利用場面が朝食-昼食シーンであることを考えると、今回のリニューアルの方向性は正しいのではないかとも思われます。
10
20152
会場
39
個別項目の評価だけでなく総合評価でも4点に近い平均点が得られておりますので、官能評価の点では合格と言ってよいのではないかと思います。価格の受容性に関しても、真ん中のない白黒はっきりさせる4段階でお聞きしたせいもありますが、過半数の方に購入意向を示していただけたことは期待が持てます。年代を問わず汁物には野菜が多く摂れることや栄養バランスを重視される方が多くいらっしゃいますので、今回の商品コンセプトは充分受け入れられる可能性が高いといっても良いのではないでしょうか。意見欄に「塩味が強い」というような意見が散見されますが、商品特性上、簡単に野菜や水で調整できるため大きな問題ではないと思います。
11
20152
持帰
72
官能評価及び個別意見でも予想以上の良い評価結果が得られましたので、今回のリニューアルの方向性は正しいのではないかと思われます。一方で現行品の「野菜感」を支持される声も散見されますので、飲みやすい野菜中心の果汁ミックスを求める層が若干離れることも想定されます。その意味でも今までよりもターゲット層を明確にした販売戦略と意見欄にもありましたが、果汁感が強く飲みやすくかわいらしいイメージのパッケージデザインも重要な販促要素になってくると思われます。
12
20152
持帰
38
総合評価や個別項目の評価を見る限り、カモミール以外は概ね3点代後半の良い数値となっていおりますので、使用感評価は一定の支持が得られていると理解しても良いかもしれません。しかし、意見欄を見てみると、大多数の方が「全般的な香りの弱さ」を指摘されておりますので、香りの持続性については改良の余地がありそうです。…この点に関しては、投入量の調整が出来ない、タブレットタイプだったことが影響しているかもしれません。
入浴剤の効果として重要なリラックス感、温浴効果はまずまずの評価が得られているようです。炭酸が少し弱いというご意見も散見されますので、夏場の爽快感を訴求するには少し物足りない設計かもしれません。