2019-02-08

お鍋以外でも色々使えるえのき茸!

暖冬傾向とはいえ寒さの厳しい折ですが、皆様いかがおすごしでしょうか。
寒い季節は温かい鍋料理がありがたいですが、かといって毎日鍋料理ともいきませんよね。
そこで今回は、お鍋の定番食材の一つで、ほぼ毎週企画されている「えのき茸」(200g前後)を使ったお料理をご紹介いたします。


■えのき茸のまめ知識

えのき茸の本格的な人工栽培は、昭和3年に、京都伏見の森本彦三郎氏が雑誌に発表した「簡単で有利ななめ茸の人工栽培」という記事を参考にして、長野県屋代中学校(現在の屋代高校)の生物教師、長谷川五作氏が「ビン」による人工栽培方法を開発し、松代町の農家に栽培を勧めたのが始まりとされています。
京都で生まれ、長野で育ったのがえのき茸の「ビン栽培」です。
生協では、生産の施設・工場点検を実施し、栽培管理を明らかにしています。

調理前の水洗いは、サッとする程度で充分です。また、根元の石づきの部分を切り落とせば、全部食べられます。えのき茸には、旨味成分のグルタミン酸や、ナイアシン・ビタミンB1・B2が比較的多く含まれています。

■えのき茸を使ったこんな料理はいかがでしょうか


●えのきのパリパリチーズ焼きサラダ

材料(2人分)
ナチュラルチーズ…40g ハーフベーコン…2
えのき茸…200g
まいたけ…60g パプリカ(赤・黄)…各1/8
オリーブ油…大さじ1
塩・胡椒…各少々 ベビーリーフ…適量

A)オリーブ油・酢…各大さじ3 塩…小さじ1/2 粗挽き黒胡椒…適量

①ベーコンは1㎝幅に切る。えのき茸は根元を落として6等分にほぐし、まいたけはほぐし、パプリカは薄切りにする。

②フライパンを熱してベーコンを入れ、カリカリになるまで炒めて取り出す。オリーブ油大さじ1/2をたし、まいたけを焼いて取り出す。

③フライパンに残りのオリーブ油を熱し、えのき茸を並べて塩、胡椒をふる。フライ返しで押さえながら焼き色がつくまで焼き、上下を返して焼く。チーズを等分にのせて上下を返し、チーズが固まるまで焼く。

④器にベビーリーフ、パプリカ、②、③を盛り、混ぜ合わせたをかけていただく。


えのき茸を使ったきのこのサラダです。
えのき茸のチーズ焼きはそれだけでもおつまみに使えそうですね。


●常備菜なめたけ

材料(作りやすい分量)
えのき茸…約300g
A)しょうゆ・みりん・酒…各大さじ6
砂糖…大さじ11/2 酢…小さじ11/2

①えのき茸は根元を切って食べやすい長さに切る。

②鍋にを煮立てて①を加え、全体にとろみがつくまで煮る。

瓶詰でおなじみの「なめ茸」がお家で作れます。
自家製なら自分の好みの味に調整できるのも良いですね。
作りやすい分量が300gとなっているので、あまったえのきで下のようなスープを作っても。


●にらとえのきのスープ

材料(2人分)
にら…30g えのき茸…50g 塩・胡椒…各少々
A)水…2カップ 顆粒鶏がらスープの素…小さじ1

①にらは長さ2cmに切る。えのき茸は長さ2cmに切ってほぐす。

②鍋にAを入れ、火にかけて煮立てる。①を加えて煮、塩・胡椒で調味する。

えのき茸やにらがちょっとずつ残った時にも便利なスープです。
たまごを入れても良いですね。


●牛肉とえのきの甘辛煮

材料(2人分)
牛うすぎり(モモ)200g えのき茸…100g
人参…1/3
にんにく…1片 油…大さじ1
青ねぎ(小口切)…適宜
A)しょうゆ…小さじ1/2 胡椒…少々
B)水…1/2カップ 酒・しょうゆ…各大さじ2
  みりん…大さじ1 鶏がらスープの素・胡椒…各少々

①牛肉は半解凍して食べやすく切り、で下味をつける。えのき茸は食べやすくさき、人参は細切り、にんにくは薄切りにする。

②フライパンに油を熱し、牛肉、にんにく、人参、えのき茸を順に加えて炒める。を加えて汁気が少なくなるまで煮る。

③器に盛り、青ねぎの小口切りを散らす。

こちらはメインにもなるおかずです。
多い目に作ってお弁当のおかずにも使いまわせそうですね。

この様に色々な料理のも使える「えのき茸」(200g前後)ほぼ毎週企画されていますので、ぜひ一度ご利用ください。