2020-11-05

☆アンケートつうしんぼ(2020年10月集計各種モニター結果)

 <目次>

*表の中の商品・テーマをクリックすると「アンケート結果のダイジェスト版」が見られます。

■実施月:20209

■商品・テーマ:お子さんが野菜をたくさん食べる工夫

■種別:WEB  ■回答数:41

 お子さんに野菜をたくさん食べて欲しいと考える母親は8割を超え、野菜を食べるための商品需要は高いようです。

以下、お子さんが野菜をたくさん食べてくれるヒントです。

味付け…「カレー、チーズ、マヨネーズ、甘(辛)い、コンソメ、出汁、トマト」

調味料…「マヨネーズ、ドレッシング、カレー、味噌、醤油、ケチャップ」

メニュー…「カレー、味噌汁、スープ、お好み焼き、シチュー、炒飯、煮物」

手間のかかるメニュー…「ハンバーグ、餃子、カレー、スープ、炒飯、煮物」

朝食に野菜が足りない理由としては「時間がない。朝は食欲がない。小食。パン食だから。食べるものが決まっている。主食中心だから」という意見が多く、「簡単に作れる(~するだけ)」「軽めで食べやすい汁物、パンに合う洋風」「炭水化物も一緒にとれる」ものは可能性があるのではないでしょうか。例えばフリーズドライスープ、みそ汁の具等。

■実施月:20209

■商品・テーマ:冷凍パスタ

■種別:WEB  ■回答数:128

 好みのフレーバーの第1位は「ミートソース・ボロネーゼ」、次いで「たらこ・明太子」と「トマトソース」が続きますが、全国のアンケートでもほぼ変わりませんでした。このアンケートで、人気がある「トマト系」の品揃えが弱いことが分かりました。また、「量が少ない」という意見から、「大盛りの企画」の要望がある事、「具材が少ない」という意見がある事が分りました。また、企画の偏りの為か、「いろんな種類()の企画要望」があり、「生パスタ」や市場で品揃えがある「紙トレー入り商品」の企画なども検討を進める必要があると感じました。

■実施月:20209

■商品・テーマ:とりとんボールのリニューアル

■種別:WEB  ■回答数:144

 とりとんボールについて、大きさについては現行品の大きさが支持されていることから、改善リニュアル商品についてもサイズは維持していく方向とします。料理については鍋具材、シチュー・スープの具材として使用されていることが多いことから、味のしみこみをよくすることで、改善要望のあるだんごのうまみ・ジューシー感を感じられるように改善したいと思います。

とりとんボール230gについては、利用が少ないことから470500gのサイズに集約して値ごろ感を感じられるように改善します。

■実施月:20209

■商品・テーマ:からすかれい・赤魚・たら・いかの品揃え

■種別:WEB  ■回答数:89

 からすかれい・赤魚・たらについては、白身魚で身の味に癖がなく食べやすいという声をたくさんいただきました。

今後の品揃えの身の品質についても、満足していただけるものを取り扱いさせていただきます。

赤魚・たらについては、海の資源を守るMSC認証を受けた商品の取り扱いを検討します。

いかについては、船凍スルメイカについて取り扱い要望の声をたくさんいただきました。

近年不漁で水揚げ量が少なく、価格も高騰して取り扱いを見合わせております。漁獲量が好転し、価格も手ごろになれば取り扱いを再開したいと思います。

■実施月:20209

■商品・テーマ:皿鉢丼

■種別:WEB  ■回答数:144

 コロナ禍で食事シーンは「デリバリー利用」「個々に盛り付け」「家での料理増」などの変化があったことがわかりました。特に若年層は、外食からデリバリー利用へとシフトしたようです。

食器で新たに購入したものは、多用皿や小皿・小鉢・仕切り皿が多い結果となりました。

一方で、今後の購入意向では強化している「レンジ対応」「食洗機対応」「収納」「軽さ」「持ちやすさ」などが高く、「無地・白・シンプル」は若年層で高い結果です。今後もニーズに応じた品揃え、企画を充実していきたいと考えます。

食生活の変化で、「野菜やフルーツを食べることが増えた」回答者が多く、健康意識が高まっていることが伺えました。

一方で、頻度が上がった「家での料理」にマンネリ感、飽きを感じる時期でもあると推察します。

既に旬や行事に合わせた食卓提案をしていますが、ふだんの食事を「よりおいしく」「より楽しく」感じられる「シーン」や「気分」に寄り添った提案が求められているのではないかと考えます。

■実施月:20209

■商品・テーマ:タオル

■種別:WEB  ■回答数:162

 タオル購入時のポイントは、全体では「肌ざわり」「吸水性」が高い結果ですが、ファミリー層は「価格」がトップでした。毎日使うもので、消耗も早いため「求めやすい価格」が重視されていると推察します。

タオルの産地(製造地)については、ファミリー層は6割が気にしない、シニア層は産地指名派と気にしない派が半々の結果でした。

吸水性は「ボリューム感」で判断されている方が多く、ファミリー層は特に、「今治」「泉州」ブランドと「吸水性」との結びつきが低い結果です。ブランド名だけでは商品の特徴が理解されていないと考えられるため、より分かりやすく商品特徴を伝える工夫が必要と考察します。

デザインについては、柄より薄い色の無地が支持高い結果でした。色は清潔感で「白」「アイボリー」、好きな色で「ブルー」「ピンク」が上位となりました。

柄デザインは「水玉」「ボーダー」が半数以上の支持がありましたが、好みが分かれる色・柄については、偏り過ぎて利用しにくさに繋がっていないか、注意が必要そうです。

ミニバスタオルのメリットについて、「干しやすさ」「乾きやすさ」に加え、「洗濯量のボリュームダウン」の声がありました。ちょうどよいサイズ感を分かりやすくお伝えすることと、洗濯時のお悩み解決の視点も、改めて案内していきたいポイントです。

大判バスタオルのメリットについて、しっかり拭けるのはもちろん、「バスローブとして巻きやすい」「タオルケットとして使ってます」の声がありました。他の方の意外な用途も、声として案内していきたいポイントです。

■実施月:20209

■商品・テーマ:UVケアとキッチンスポンジ

■種別:WEB  ■回答数:109

 UVケアについて

日焼けが気になる部位は「顔」が最も高く、次いでボディの露出が高い部分でした。UVケアを意識し始める時期は4月前後が山となっています。からだの部位によって、2種類以上を使い分けしている方が64%、顔とボディ用を使い分けされていると推察します。

使用している剤型は、顔用の化粧下地、ファンデーションが共通して高いが、ボディ用ではファミリー層は乳液タイプ、シニア層はクリームタイプが高い傾向でした。

重視ポイントは「日焼け止め指数の高さ」と「使用感」。「テカリやベタつきにくさ」が使用感としても高いようです。

現在、ボディ用はジェルタイプの品揃えが多くなっていますが、乳液・クリームタイプの品揃えについてもニーズに沿って強化していきます。

■キッチンスポンジについて

キッチンスポンジの使い分けについて、ファミリー層は「分けていない」が多く、シニア層は「分ける」が多い結果でした。使い分けの方法としては、「食器用」と「調理器具用」、「シンク用」の2~3種類となっています。

一つで済ませたいタイプと、洗うものによって複数をマメに使い分けたいタイプに分かれているようです。

購入時のポイントでは、シニア層は「素材」「形」が高く、ファミリー層は「価格」「形」「耐久性」が高い結果でした。

一方、使用して満足するポイントは、「泡立ち」「汚れ落ち」「耐久性」。ファミリー層は「泡立ち」「耐久性」が6割以上と高い結果となっています。しっかり泡立って汚れ落ちが実感できることと、ヘタりにくさが求められていると推察します。

過去のアンケート結果も総合すると、価格重視でヘタることは気にせず、衛生面でもマメに交換するのが一番と考えるタイプと、泡立ちやヘタりにくさ、水切れの良さなど機能面を重視してお気に入りをリピートするタイプに分かれていると考察します。

いずれのタイプにも満足していただける品揃え、企画を検討していきます。

■実施月:20209

■商品・テーマ:毎日新鮮ロースハムの購入理由

■種別:WEB  ■回答数:96

 コンスタントに600700万売れているので、キッチン*メモで紹介するにあたり人気の理由を調査する目的で行いました。

結果としては、無塩せきではない商品だが「価格が安い」「生協だからなんとなく安心」「毎週定期的に使うので、配達が便利」などが購入の理由になっていました。美味しさよりも価格や利便性の高さが人気のヒミツ。購入頻度の高い人にアンケートを取っていることもあるが、毎週同じ商品を購入しているという回答が多く、価格が安く安定しており、配達の利便性があるので一度気に入ってもらえれば継続購入につながる商品なのではないでしょうか?食べ方として「そのまま」が多いかと思いきや、料理の具材に使う人が多数でした。

キッチン*メモではメーカーに質問した内容を絡めて、「安さと美味しさ」の両立について訴求します。

■実施月:20209

■商品・テーマ:あなたの日ごろのスキンケアのコト

■種別:WEB  ■回答数:37

 利用の入り口はやはり、ネット広告による情報収集が多くなったが、コロナ禍で在宅が高まったせいもありTVCMで知らず知らず刷り込まれることも多くなったようです。メーカーやアフィリエイトの広告で興味を感じ、より深く検索したりHPでの情報収集となっていると思われます。利用に至るものとしては、サンプル利用が多くなっています。

課題としては、入り口の少なさ…かなり若い世代でも肌悩みは多いにも関わらず、生協媒体では興味を持っていただくことができていない。

①カタログ利用者向けには、ファミリー世代向け化粧品のサブ媒体表紙での集客、食品本誌掲載による集客で露出を高めていきます。くらしのパートナーでも中扉やCOOPブランド頁など単品訴求のできる頁でファミリー層向けのプロモーションを強化します。

②生協化粧品売り場へ来店いただくための入り口口や引っ掛かりの設置、売り場への道筋を多くするため、ネット上のツール強化。

③サンプル活用強化。WEBモニター、物流サンプルをはじめ「出会い」の機会を広げていく。

利用については、「スキンケア化粧品」は必需品の側面を持ちながら、お楽しみ(変われる・なりたい)要素を多く含んでいるため個別嗜好への対応も同時に求められています。

①アンケートより、使用感(効果)やコスパを第一に求めるが、その背景に失敗しないための「ブランド」への信頼感があると思われる。COOP各ブランドのイメージを、求める人に合わせて訴求し「信頼感」とその拡大をしていく。

②メーカーを含めた取り組みとしてWEBモニターや組合員の声の収集を商品に生かす取り組み紹介と声の掲載を法令に注意しながら広げる。

③今回ドラッグストアやメーカー店舗・HP利用者が多かったが、生協で利用することでのメリットの創造が必要。化粧品ポイント、生協独自、複数回・長期間利用者向けプレミアム価格、あなただけに・・・など。再度来ていただく取り組み強化。