2016-12-09

冬至といえばゆず湯です

12月に入り、いよいよ今年もあとひと月足らずとなりました。
年の瀬となり色々と気忙しい頃、ちょうど寒さも厳しくなり体調管理に気を遣う時期でもあります。
そんな時期にあるのが「冬至」、1年のうちで一番昼間の時間が短くなる日です。
「冬至」といえばゆず湯がおなじみ、生協でも「ゆず(冬至用)」(本体価格198円(税込214円))を企画しています。
浴槽を汚さない便利な風呂用袋つきですので、よくもんで香りを出しても、果肉や種などで浴槽が汚れません。


■ゆず湯の由来って?

冬至に「ゆず」を入れた「ゆず湯」に入る習慣は、今の様にお湯に浸かるタイプの銭湯が普及した江戸時代の事といわれています。一説には「冬至(とうじ)」と「湯治(とうじ)」、「柚子(ゆず)」と「融通(ゆうずう)」のゴロ合わせから、「無病息災」を願って入るようになったと言われています。

また冬至は、夏至から徐々に日照時間が少なくなっていき、太陽が真南に来た時の高さが最も低くなる事から、昔から「太陽の力が一番衰える日」と考えられ、この日を境に太陽の力がまた回復していくため、古代中国でも「一陽来復(いちようらいふく)」と言われ、新しい年の始まりで運気が上昇していく日としていたそうです。
昔は毎日入浴していたわけではありませんので、運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)として、香気の高いゆずを入れたお風呂で邪気を払うという考えもあった様です。

実際「ゆず湯」には、血液の流れを良くし血行を促進する効果があり、風邪を予防するだけでなく、神経痛や腰痛などの緩和の効果があると言われています。
また果皮に含まれているゆずの香りのもとになっている芳香油が湯冷めを防ぐとも言われていて、良い香りによるリラックス効果も期待できます。

とはいえ、ご家庭でゆず湯をする時は銭湯みたいにたっぷりのゆずを浮かべるわけにもいきませんよね。

ちょっと物足りないという方には、「CO・OP薬用入浴剤 ゆずの香り」(680g/本体価格248円(税込268円))と併用してみるのもいいかもしれませんね。
有効成分が温浴効果を高めて、血行を促進し、疲れや肩こりに効果がありますので、こちらも寒い冬にピッタリです。