☆2014年度（下期）各種モニター結果反映事例

2014年度、下半期に実施した各種モニター結果の中から、

実際に商品の開発・改善もしくは紙面企画に反映された事例を一部ご紹介します。
利用者モニターなどの結果は、実際に商品の改善や追加開発に反映されるまでには、半年から1年以上先になる場合もありますので、ご了承ください。

Ｎｏ．	実施月	種別	部門	目的	商品・テーマ	回答数
1	2014年10月	会場	水産	改善	味付け太もずく	40
	モニター結果 に基づく 仮説提案	食味評価でのI（COOP)の優位性はある程度想定内でしたが、価格受容性においても好結果が得られたことは「市販もずく」の品質に対する不満感が顕著に表れているのではないかと思われます。品質＝味・食感の良さは購入してもらわない限り解ってもらうことが出来ないため、今回の２００円の大台を超えない範囲でのカップ数の減少は正解ではないかと推察されます。とはいえ２倍近い価格帯であることには変わりはないので、COOPのもずくを利用されたことがない方に初めて手を出してもらうためには、今回のテストで得られたような好評価のご意見を積極的にアピールしていく販促が重要だと思われます。
	モニター結果の反映内容	COOP沖縄県産太もずく６Pを４P規格として組価198円ですすめます。子育て層の育成・利用底上げを狙いとします。（発売：２０１５年６月1日予定）
2	2014年10月	会場	飲料	改善	烏龍茶2L/PET	40
	モニター結果 に基づく 仮説提案	前回の調査結果よりも、年代による違いがはっきりと出ています。若い世代ほどどちらかというと濃い味を好み、年代が上がるほどすっきりとした飲み口を好む傾向にあるようです。ただしシニア層だけに限ってみるとＫ試作品の評価がＦ現行品を上回っています。今回の結果を総合すると、現状のメインユーザー層がシニア層で、その方たちの利用をさらに促進するのが狙いなのであれば、試作品はその仮説にしっかり当てはまるのではないかと思われます。
	モニター結果の反映内容	いただいたご意見と他エリアで実施したモニター結果を参考にスペック確定を行うことにしました。また、今回頂いたご意見を紙面に生かし、供給促進をしていきます。
3	2014年11月	会場	畜産	改善	だし自慢鶏鍋セット	39
	モニター結果 に基づく 仮説提案	総合評価では大きな差はつきませんでしたが、個別の評価でも概ね試作品の方が好結果となっていますので、今回の目的である現行のだしつゆの味を変えることなくメーカー変更をした試作品の評価は上々であったと判断しても良いのではないかと思われます。麺をプラスする課題については、判断が分かれるところですが、価格の許容範囲である２玉/100～150円ｱｯﾌﾟに留めることが出来ないのであれば、「冷凍庫が嵩張る」という声もありますので無理をして麺をセットしなくても良いのではないかと思います。
	モニター結果の反映内容	試作品の評価が良かったのでこのまま開発を進めます。 また、麺類の添付についてはモニター結果内容から今回は見送ります。
4	2014年11月	会場	冷食	改善	チキン南蛮	39
	モニター結果 に基づく 仮説提案	個別の官能評価結果では大きな差がなく、総合評価ではＰのフライパン調理が上回っていることから、今回の仕様変更は一定の評価が得られるのではないかと推測されます。家庭でのフライ調理品がダウントレンドになっている現状を考慮すると、思い切ってフライパン調理に仕様変更を実施する方が良いかもしれません。ただし、衣の厚さとお肉の薄さ（食感の物足りなさ）を指摘される声も多く挙がっておりますので、今一度肉の厚さや衣率（厚さ）などの再検証が必要かと思われます。
	モニター結果の反映内容	モニターの結果を受けて、フライパン調理仕様にリニューアルしました。 長年の人気商品ですので、当面既存品（油調タイプ）と併売しながら、状況を見て完全切り替えを行いたいと思います。
5	2014年11月	会場	加食	開発	ミニカップアイスクリーム	39
	モニター結果 に基づく 仮説提案	いずれのフレーバーも個別項目・全体バランス共に非常に良い評価結果となりました。特にバニラ（ミルク）の素朴な味わいを評価される方が目立ちました。また、6割を超える方が購入意向を示されており子育て層への切り込みにも期待が持てます。一方でアソートの内容に関しては、抹茶とあずきの評価が分かれるところで、より広い年代の方に受け入れられるためには、バニラ＋（チョコ、クッキー&クリームもしくはストロベリーなど）にした方が良いかもしれません。
	モニター結果の反映内容	製造メーカーと製造ロット及び生産効率、価格条件などの詰めを行っています。フレーバーはバニラ＋チョコ＆クランチ＋ストロベリーの予定です。
6	2014年11月	持帰	非食	開発	くっつかないホイル	37
	モニター結果 に基づく 仮説提案	総合評価や個別評価でも試作品の評価がかなり上回りましたので、改善目的は達成されていると判断することが出来ます。また購入意向でも１０円アップという設定にしましたが、半数以上の方に受け入れられたようです。一方で、「食品を乗せる面を表側に巻いてあるのは、現行品・市販品と異なるので勘違いしそう。」　「裏面にもデザインが反転して見えているので紛らわしい。」といった内容の意見が複数出ており、改善課題となりそうです。
	モニター結果の反映内容	ご意見を参考にし、１６年春発売に向けて食材を載せる面をエンボス加工仕様にする改善を最終検討中です。
7	2014年11月	WEB	畜産	開発	タイ産・あい鴨鍋セット	254
	モニター結果 に基づく 仮説提案	お肉、割り下ともに量目が実際のニーズと合っていないのではないかと推測されます。お肉の旨み・脂乗りの項目も合格ラインには届いておらず、原料の加工工程（スライス・凍結など）の見直しによる改善が求められます。意見要望欄でも割り下の味を評価する声が多い一方で「肉に旨みがない」、「肉が細くバラバラになる」、「肉の量が物足りない」といったお肉に対する不満が目立っています。
	モニター結果の反映内容	お肉の味についての厳しいご意見をいただきましたので、今シーズンよりお肉の厚さを増して、食感を改善することと、量目を増してお買い得感を出すことを決定しました。引き続き製法の見直しを検証しながら、さらなる改善を検討していきます。
8	2014年12月	会場	日配	開発	ミルクブレッド	39
	モニター結果 に基づく 仮説提案	そのまま、トーストとも総合評価で4点近い点数を上げており、個別評価でも4点以上の項目があることから官能評価は合格レベルに達していると判断できます。また心配された価格受容性についても6割弱の方に受け入れられており、発売に向けて自信の持てる結果になったのではないでしょうか。懸案のブロックかカットかについては、このパンの性格（上質さ）を理解して頂けたせいか、圧倒的にブロックタイプを指示される方が多い結果となりました。少々割高な食パンですが、意外と年代に関係なく支持されていますので、需要の広がりも期待できそうです。
	モニター結果の反映内容	総合評価も高く、官能評価もよかったことから同仕様で発売します。また、形も支持が多かったブロックタイプとします。
9	2014年12月	会場	日配	改善	しいたけ昆布	39
	モニター結果 に基づく 仮説提案	まず見た目や味の官能評価では、H（細切り）・K（角切り）とも甲乙つけがたく非常に良い評価結果になったと思います。昆布の食感だけは、K（角切り）の評価が大きく上回りました。また意外と若い世代の方ほど角切りを好む傾向が見られましたが、普段あまり食べ慣れていないせいか新鮮に感じられたのかもしれません。ひととおり官能評価の設問が終わった後で、ストレートにHとKの好みを聞いた設問で１０％ほどK（角切り）を選んだ方が多くなったことから考えると、ごま・しその細切りに追加配置するのであれば、「角切り」の方が目先も変わって良いのではないかと思われます。ただし、味の濃さに関しては、「やや濃い・濃い」とされる方が過半数を超えていますので、現行品と比較検証のうえ調整が必要かもしれません。
	モニター結果の反映内容	食味評価はそれぞれ良い評価をいただきましたが、角切りの方が若干上回りましたので、角切りでの開発を確定させました。また、味の濃さ（塩辛さ）についても複数のご意見をいただきましたので、少し押さえる方向で最終確認を行いました。
10	2014年12月	WEB	加食	改善	べんりな合わせ酢	321
	モニター結果 に基づく 仮説提案	｢甘み｣は全世代ともに多くの方が強すぎると感じており､味の評価を下げているのではないかと思われます｡また｢酸味｣はｼﾙﾊﾞｰ層を除きやや弱い､｢味の濃さ｣は全世代ともにやや濃いと感じており､この点の改善が検討課題です｡意見要望欄では｢レシピを付けてほしい｣という書き込みがかなりあり､供給促進には美味しいメニュー提案も不可欠です｡
	モニター結果の反映内容	新デザインへの変更に合わせ、パッケージの調理例を変更いたします。
11	2014年12月	WEB	冷食	改善	七菜湯葉ひろうす	373
	モニター結果 に基づく 仮説提案	品質・量目に対する価格受容性評価では31.5％の方が「高い」と答えており、やや割高感があるようです。子育て層では過半数の方が「高い」と回答しています。すべての世代で「やわらかすぎる」＋「少しやわらかい」が25～30％に達しており、生地は心もち固めにした方がよさそうです。1個の大きさも「小さい」＋「やや小さい」が23.0％にのぼっており、少し大きくする方が望ましいようです。好みの具材の結果から、「さやいんげん」「たまねぎ」「ごま」を「枝豆」や「ごぼう」「しいたけ」などへ変更した方が人気がアップするかもしれません。
	モニター結果の反映内容	モニタ－意見を参考に１５年９月変更を検討しています。新仕様ではごまを抜き、ご意見でもあった煮物での食感改善（煮くずれしない）などを行います。
12	2014年12月	WEB	ギフト	改善	今年のお歳暮	297
	モニター結果 に基づく 仮説提案	2014年末にお歳暮を贈った方は76.1％でした。贈った方の比率は例年に比べて、子育て・シニア・シルバー層でわずかに減っている一方、ファミリー層だけがやや増えています。ただ、一世帯がお歳暮にかけた総額はファミリー層だけが減少しています。もらうとうれしい商品の上位は「洋菓子、チョコ、アイス」（17.9％）、「ハム」（14.4％）、「ビール」（10.9％）、「くだもの」（10.5％）、「商品券、ギフト引換券」（7.0％）、「洗剤、浴用せっけん」（6.1％）、「調味料、食用油」（5.7％）、「コーヒー」（3.9％）…でした｡生協への要望では、早期割引制度の拡大、地元名産品の強化、お届け完了の通知、通年ギフトの新設などが目立ちました。
	モニター結果の反映内容	モニター結果から、まだまだ利用を広げるチャンスはあると確信しました。ご意見にあるように、地元の名産品、老舗、こだわりの店などの品揃えの強化をはかっていきます。早期割引への対応強化は、割引商品の拡大を行い利用促進を狙いたいと思います。
13	2014年12月	WEB	企画	改善	今年のクリスマス	294
	モニター結果 に基づく 仮説提案	2014年のクリスマスシーズンにﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを贈った方は55.1％、もらった方は31.2％、プレゼントのやりとりがなかった方は36.3％でした。若い方ほどプレゼントのやりとりは盛んな傾向が見られます。自宅で特別な料理を楽しんだ方は61.9％でした｡世代が若くなるほど比率は高まる傾向で子育て層では84.1％の方が「特別な料理を用意した」と回答しています。アイスケーキの要望が多く、添加物質などにこだわったケーキを求める声も強いことから、アイスケーキ系で添加物質や素材にこだわった生協らしい品揃えをして差別化を図ることがクリスマスケーキの取り組みには有効だと思われます。
	モニター結果の反映内容	クリスマスには特別な料理をするという回答が多いため、いつもとは違った新たな料理提案を検討します。年々チキン関連の需要が下がっているため、スペアリブなど鶏肉以外の食材の提案も増やしていきます。ケーキについても品揃えの見直しを行います。
14	2015年1月	会場	菓子	開発	ミックスナッツ	39
	モニター結果 に基づく 仮説提案	今回のリニューアルの主眼である、ナッツの種類の配合変更に関しては一定の評価を得ることが出来ました。唯一の食味評価項目である「塩加減」についても約2/3程の方がちょうど良いと回答されているので、特に見直しの必要はないと思われます。高単価な商品でもあるため、購入意向については1/3程度の支持しか得られませんでしたが、需要の高いシニア層だけに絞ってみると４３％の支持が得られており、その層の利用頻度や食シーンを想定した企画サイクル・販促の仕方が重要になってくると思われます。
	モニター結果の反映内容	モニター結果を参考にナッツの種類ごとの割合を変更し、グレードを上げて発売することとしました。
15	2015年1月	持帰	非食	改善	セフターエナジー抗菌防臭	38
	モニター結果 に基づく 仮説提案	洗浄力に関しては、各汚れの種類とも劇的ではありませんが良い方向に振れており、まずまずの結果といえるのではないでしょうか。一方香りについては、いずれの段階でも３点代後半から４点の好評価が得られましたので、ﾘﾆｭｰｱﾙの内容については特に問題ないと考えられます。意見要望欄で若い世代の方を中心に「香りが弱い」とされる意見が散見されましたが、全般的な評価は「ほのかな香り」を評価される方の方が多いようです。「１回すすぎ可能」について好評価される方が非常に多くいらっしゃいましたので、特徴点としてしっかり宣伝していただければと思います。
	モニター結果の反映内容	洗浄力と香りについては、リニューアルの方向で問題ないとの評価でしたので、結果を参考に、６月にリニューアルデビューすることになりました。
16	2015年1月	持帰	非食	開発	除菌消臭スプレー	37
	モニター結果 に基づく 仮説提案	消臭効果の実感は辛うじて「感じる」方向に振れた結果でしたが、今回のテスト品が市販品に比べると干し上がり後に香りがあまり残らない設計になっていることが影響しているのかもしれません（ニオイが残らない＝消臭効果が少ない）。…意見欄に「香りの弱さ」を指摘される声が散見されましたが、「ほのかな…」「さわやかな…」など微香性を評価される声の方が多くありましたので、今後の販促においてはこの点を特徴としてアピールする必要もあるのではないかと思います。（「ほのかな香りでしっかり消臭…」といった具合に…）
	モニター結果の反映内容	モニター結果から、使用感・香りの点でまずまずの評価が得られましたので、15年7月発売で最終決定いたしました。発売に当たっては「微香性」の特徴をしっかりとアピールしていきます。
17	2015年1月	WEB	企画	改善	今年の節分	496
	モニター結果 に基づく 仮説提案	意外と若い世代の方ほどイベントとしての節分を楽しみ、自宅でお子さんと一緒に恵方巻きを作るという傾向にあるようです。巻き寿司の手作りセットや魚介類、シイタケ、かんぴょうなどの具材、いわし、お吸い物と茶碗蒸しの「黄金メニュー」をしっかりと品揃えすることが利用層拡大につながると思われます。
	モニター結果の反映内容	巻寿司を購入するという人は多いですが、若い世代の方でも手作りする人もかなりいらっしゃることがわかりましたので、海苔も含めて材料の品揃えの幅を広げていくようにいたします。
18	2015年2月	会場	畜産	改善	料理用カットベーコン	39
	モニター結果 に基づく 仮説提案	薬品臭と豚臭さをスモークフレーバーを強めることで抑えるという目的は、今回の評価結果を見る限りある程度効果が出ているのではないかと思われます。またこれだけ長く供給継続している商品でありながら、冷凍カットタイプの商品の存在を認知されていない方が特に若い世代に多くみられますので、特集訴求時などに商品特徴の紹介を地道に継続していく必要があると思います。
	モニター結果の反映内容	いただいたモニター結果から、仕様変更をこのまま進めることで確認しました。またリニューアルに併せて、冷凍カットベーコンの使い方や便利さをしっかりと訴求してまいります。
19	2015年2月	持帰	飲料	改善	彩果菜園	72
	モニター結果 に基づく 仮説提案	官能評価及び個別意見でも予想以上の良い評価結果が得られましたので、今回のﾘﾆｭｰｱﾙの方向性は正しいのではないかと思われます。一方で現行品の「野菜感」を指示される声も散見されますので、飲みやすい野菜中心の果汁ミックスを求める層が若干離れることも想定されます。その意味でも今までよりもターゲット層を明確にした販売戦略と意見欄にもありましたが、果汁感が強く飲みやすくかわいらしいイメージのパッケージデザインも重要な販促要素になってくると思われます。
	モニター結果の反映内容	ターゲットはファミリー層であることを受け、ペットボトル中心の販促をおこない、リニューアル新登場時は利用しやすいペットボトル1本企画も取り入れながらファミリー層の利用拡大につなげていきます。
20	2015年2月	WEB	日配	改善	油揚げ	400
	モニター結果 に基づく 仮説提案	「信州ぼってりあげ」と「COOP手揚げ風うすあげ」の両方を使っている方のうち、メニューで使い分けている方は42.2％でした。『うすあげ』は汁もの・いなり寿司・炊き込みご飯によく使われていることから、『手揚げ風うすあげ』のカットサイズをいなり寿司が作りやすい大きさに変更することで、両者の違いがより明確になって、購入時に迷わなくなるのではないでしょうか。
	モニター結果の反映内容	近畿圏では「うすあげ」は「すしあげ」を連想するため誤解のないように、商品名を「手揚げ風油あげ」に変更します。現行の大きさもぼってり揚げに比べそん色ない大きさで2枚で100円前後が支持されているため、現行規格で継続します。
21	2015年3月	会場	冷食	開発	国産若鶏唐揚げ（塩味）	40
	モニター結果 に基づく 仮説提案	官能評価の結果は総合・個別とも全て4点を超えており、非常に良い評価になったと思います。購入意向に関しても、総額400円を超える値段で心配されましたが、８割弱の方に購入の意思を示してもらえましたので、本体398円の設定で問題ないでしょう。ただ、意見欄には若い世代の方を中心に「もう少し安くの」の声が散見されますので、特売対応等で定着を図りたいところです。ムネ肉使用による「パサつき」を指摘する声が若干見受けられますが、むしろ「ムネ肉なのにやわらかくて美味しい」という声が多かったことは自信が持てるのではないでしょうか。一方で、「子供向けには生姜の味が強すぎる」という声が複数出ていますので、ターゲット層を広げるのであれば、改良の余地があるかもしれません。
	モニター結果の反映内容	しょうがの味が強すぎるとの意見を受けて、配合を1.9⇒1.4％に少し減らして商品化することになりました。9月以降の取扱い予定です。
22	2015年3月	会場	畜産	改善	青椒肉絲	40
	モニター結果 に基づく 仮説提案	個別の評価結果や総合バランス評価では、R（太い方）の方が明らかに優位性が見てとれますので、今回のお肉のカットを太くするという点に関しては、一定支持が得られるのではないかと思われます。一方で、タレの味や絡みやすさにおいては、細い方が良い評価が出ていますので、注意が必要です。肉の食感では太くした方がかなり優勢になっていますが、やや固い方向の割合も多く、自由記入意見欄でもRのお肉の固さを指摘する声が見受けられますので、カットする際の肉の筋目や長さ等についてメーカー側に充分注意するよう指示しておいて方が良いと思われます。
	モニター結果の反映内容	試作品の評価が高かったことから、今回の仕様変更を進めます。お肉の固さのについては、メーカーにカットの仕方等充分に注意するよう伝えておきました。
23	2015年3月	持帰	非食	改善	ソルテージ	39
	モニター結果 に基づく 仮説提案	使用感に関する評価結果は、初日・5日後とも4点に達しており、非常に高い点数となりました。個別の使用感項目、特に味に関する項目はいずれも3点台前半でそれほど高いとは言えませんが、清涼感やさっぱり感は良い評価になっています。…この点に関しては、それほど濃い味付けをせずに清涼感とさっぱり感が得られる同商品の特徴が良く表れていると思われます。若い世代の方の評価がやや低いのは磨いている際の味やミント感の弱さから「満足度」が感じられなかったのかもしれません。市販に比べるとやや割高感のある製品ですので、そのあたりの特徴をしっかりと伝えながら販促していくことがより重要になってくると思われます。
	モニター結果の反映内容	お試し30g規格の活用や現場供給促進の取り組みなど通じて、支持拡大に取り組んでまいります。（6月度にきんき主催の学習会を開催することになりました。）
24	2015年3月	WEB	日配	改善	ぶり大根	53
	モニター結果 に基づく 仮説提案	9割弱の方が夕食のおかずとして利用。主菜としたのは、シルバー：63％、ファミリー＆シニア：各25％程度でした。官能評価では、ファミリー層の評価が「生臭い」・「硬い（ぶり、大根とも）」と厳しめで、「味のバランス」も他層よりやや悪いほうに振れています。ファミリー層では特に生臭さの低減と、ふっくらとリッチな食感を希望されています。紙面画像は、大根をメインに写しすぎているように感じます。主役であるブリを前面に出した画像にした方が良いのではないでしょうか。
	モニター結果の反映内容	生臭さについては、調味方法を改善するすることで、改善をすすめます。また、魚のふっくら感についても工程の調整で改善できないか検討しています。商品案内の画像を撮りなおしいたします。
25	2015年3月	WEB	日配	改善	ひとくち真いわし生姜煮	82
	モニター結果 に基づく 仮説提案	利用実態からすると用途は圧倒的に夕食のおかずの「もう1品」だと判断することが出来ます。味の評価で、中心利用層であるファミリー～シルバー層の方を中心に、若干濃い方向に振れていることや意見要望欄で「やや味が濃い・甘い」という声が複数散見されますので、改善するとすれば、味の濃さの見直しにあるのではないでしょうか？若い世代の方には味の濃さが好評価を得ていますが、本来中心的な利用層とは考えにくいので、むしろターゲット層を絞り込んだ味付けの改良が必要かと思われます。
	モニター結果の反映内容	現行品の味付け（調味）の見直しを進めることにしました。また、梅煮タイプの追加も検討中です。
26	2015年3月	WEB	日配	開発	まろやかキムチ	170
	モニター結果 に基づく 仮説提案	「利用をやめた」方の4割程度は嗜好が絡んでいます。「他に美味キムチ発見」した方で現在食べているキムチのタイプは、「辛さ抑え旨みタイプ」が5割弱あり、『まろやかキムチ』の方向性と同じです。他には、「あっさり」系に変化した方は3割弱、「食べなくなった」方は2割弱います。その点では現行の味を大きく変える必要はないと思われます。　“容量が大きい・合わなくなった”という声や、一般的なキムチ購入者のうち７割が300ｇまでの容量を購入していることから、『まろやかキムチ』の容量では大きすぎるため、容量を減らし、価格を下げた方が買いやすいと思われます。　夏に向けて簡単な料理素材としてメニュー提案をすることで、家庭内消費量を増やすことに繋がるかもしれません。
	モニター結果の反映内容	今回のモニター結果に基づき以下の改善作業に着手しました。 1、量目は200ｇ～300ｇに減らす。　2、売価は本体198～258円でお求め安く。 3、味は辛さを抑えつつ、旨みアップを目指します。
27	2015年3月	WEB	水産	開発	大きな大きな刺身用えび	101
	モニター結果 に基づく 仮説提案	えびの味自体の評価は全体的に高いです。「えびが好き」との回答は若年層に多いですが、価格に対する評価も厳しいです。また、理由は分かりませんが、食味の評価（特に鮮度感・食感・弾力）が他層よりも低く、これらが「今後の利用意志」を下げていると考えます。一方でシニア層には好意的な評価をいただいているため、家族人数の違いで評価が大きく分かれる商品とも考えられます。どの層をメインターゲットにするかが今後のポイントになりそうです。刺身だけでなく、手巻き寿司の具材やカルパッチョなどの副菜に加えることで、どの世代にもプチ贅沢な雰囲気を味わってもらうことができるかもしれません。また商品名・大きさと現物とのギャップ（思っていたより小さい）に対する意見が3件ありました。
	モニター結果の反映内容	甘えびは歳時性が高く利用頻度も低いことから、量と売価を下げるのではなく、原料相場を見ながらお買い得感のある量目・売価に変更することにしました。（10尾498円を目標）