※ 2014年度上半期 モニター結果反映事例
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今年度、上半期に実施した各種モニター結果の中から、
実際に商品の開発・改善もしくは紙面企画に反映された事例を一部ご紹介します。
利用者モニターなどの結果は、実際に商品の改善や追加開発に反映されるまでには、半年から1年以上先になる場合もありますので、ご了承ください。 |
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実施
時期
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モニター種別
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部門
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区分
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参加
者数
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モニター結果に基づく、
仮説提案
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モニター結果の反映内容
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商品名
(テーマ)
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調査目的
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4月
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会場試食
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加食
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改善
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39
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購入意向では、飲みやすさと後味の良さが支持されて30%配合が一番良い評価となりましたが、ただちに利用シフトしてもらえると考えるのは危険かと思われます。また国産茶葉への切り替えを要望される声が多くありました。
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はと麦茶の味わい・風味を弱めて飲みやすくすることはせず、量目・配合率はそのままで、中国産茶葉を国産茶葉に変更し、お値段据え置きにリニューアルすることで商品力を強化することなりました。(15年3月発売予定)
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はと麦茶ブレンドパック
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味わいの改善に伴う現行品との比較、嗜好性調査
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5月
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WEB
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日配
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追加
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820
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食感,、具材の大きさともに8割以上の高い支持が得られました。量については「ちょうどいい」が7割強あるものの、「多い」が6.2%、「少ない」が21.0%でやや少ない方へ偏っています。
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「国産野菜のお漬物 福神漬」ニ、通常110g入りの「増量セール」用として「110g+20g」を14年9月から追加しました。(年3回ほど企画予定)
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福神漬
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規格容量の追加配置を検討
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5月
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WEB
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菓子
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教えて
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715
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グラノーラ利用者で、800gを超える大容量のグラノーラには半数近い47%が魅力を感じる。コメント等から、ユニット価格は100g=100円以下が購入の目安。野菜、果実の両方が入っているタイプには62%の支持があるが、野菜だけ入っているタイプの支持はわずか3%しかない。
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「大容量、ユニット安(100g88円)、フルーツ&穀物使用、食物繊維が通常品の4倍」の商品コンセプトを決めてメーカーに試作を要請しましたが、条件を満たすものができず、開発を断念しました。
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シリアル類
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大容量グラノーラの開発
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6月
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WEB
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日配
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改善
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260
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容器内側のフィルムが上手くはがせないという苦情が5件あります。また、フィルムをはがすと賞味期間がわからなくなるので、容器の蓋に印字してほしいという要望も2件ありました。対策が必要です。
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トップシールの材質と接着剤の見直しにより、格段に開けやすく改善します。(14年10月企画分より)
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まろやかキムチ
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デビュー後の声の収集
※14/4リニューアルデビュー |
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7月
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WEB
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水産
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開発
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41
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いくらを食べる頻度はシニア層が一番高く、食べ方も丼や寿司だけでなく、「長芋・とろろ」「炊き込みご飯・おこわ」「オードブル」など幅広いメニューに活用しています。丼・寿司にしか使っていない他の世代へも幅広いメニュー提案をして、利用を伸ばす必要があります。
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供給を促進させるため、紙面作成部署に新しい料理提案のポジ及び情報提供していくようにしました。
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ぶっかけいくら丼
(小粒つゆだくタイプ) |
デビュー後の声の収集
※14/3デビュー |
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7月
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WEB
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日配
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改善
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462
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1袋の量(50g)については少ない方向に偏っています。規格を増量するか、大容量パックの追加投入検討が必要です。増量を希望する方の58.0%が2倍の100gを希望しており、6割以上の方が、200円以上でも受け入れるとされています。
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規格量目を現行の50gから75gに増量することにしました(2015年4月発売予定)。 また、お好みの種類でしいたけ昆布が上位になっていることから、追加開発を検討することになりました。
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ごま昆布・しそ昆布
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供給低下の原因を探り、改善方向性を見つけ出す。
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8月
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WEB
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農産
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開発
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52
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玉数については8割以上の方が「ちょうどよい」と答えていますが、1玉の果肉の量については「ちょうどよい」は62.7%にとどまり、「やや少ない」が1/3を超えています。小玉の企画は減らして中玉の企画を増やす方が評価は高まりそうです。
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調達できる原料サイズとの関係もあり、原料事情に左右される部分がありますが、原料調達時には出来るだけ中玉を中心に買い付けできるよう輸入元と交渉してまいります。
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糖度選別ネーブル
(防カビ剤使用) |
デビュー後の声の収集
※14/7デビュー |
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8月
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WEB
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菓子
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教えて
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747
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長期愛用者が圧倒的で、食べ始めたのが1年未満の方は17%にとどまっています。新規利用者の掘り起こしが課題といえます。カタログのポジがずっと同じままで更新されておらず紙面がマンネリ化しているおそれがあり、定期的に写真を変えて商品の魅力をアピールする必要があります。
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カタログのポジの取り直しを依頼し、14年11月より反映済。また、利用者の声を紙面に反映させるようにしました。
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種ぬきプルーン
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利用が落ち込んでいるため、利用方法や使いきる日数などを調査して今後の企画に役立てる。
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9月
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会場試食
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飲料
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開発
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40
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「入っていると嬉しい成分」で現在使われていないものの内一番上位に来ており、かつ官能評価結果の高い「繊維」にするのが良いのではないかと推測されます。ただし機能性飲料として位置付けるのであれば、レモンらしい酸味をもう少し強め、飲んだ時の直感的な効果感を演出する方法も有効ではないかと思われます。
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「食物繊維」入りの機能強化タイプを14年12月デビュー・発売することになりました。
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すっぴんレモン(果汁)
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留型開発に伴う、3種類の試作品の比較試飲
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9月
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持帰り
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非食
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改善
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39
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比較的若い世代には受け入れられそうな期待が持てますが、特に色・デザイン面でファミリー~シニア層の支持は得にくいのではないかと思われます。素材の臭いと通気性は何らかの改善が必要かと思われます。
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モニター品にプラスして、ファミリー~シニア層を対象としたアッパーグレードの新商品開発に取り組みます(15年6月デビューを目標)。
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楽軽パンプス
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現行品の使用感調査により改善の方向性を検討する。
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9月
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WEB
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企画
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教えて
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417
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食事作りで困っている点は、「献立を考えること」(71%)、「栄養バランス」(51%)などです。献立作りで参考にするものは「インターネットの料理サイト」(63%)、「レシピ本」(45%)、「テレビ番組」(40%)、「生協の宅配カタログ」(34%)と続きます。
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レシピ提案やメニュー提案などを今後も積極的に行っていきます。料理づくりの負担を減らすために、簡便商品などの配置も行いアピールするようにしています。現在、料理食材セットや野菜を加えるだけのキット商品を開発中で、15年度上期より順次品ぞろえを増やしてまいります。
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食事作りで困っていること
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働く主婦が日々の食事作りで困っていること、悩んでいることを調査し、役立つ商品開発やレシピ提案などに活かす。
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